ご無沙汰しております。織山万梨子です。
なかなか旅行に行くことができない、というかそもそも出不精の私にとって、地方公演は旅に出る大変有難い機会となっています。
今年の『バレエで全国に希望を -日本バレエ団連盟によるアートキャラバン事業-』では、9月に新潟県新潟市、長野県長野市、石川県金沢市、そして先日10月末に青森県弘前市にお伺いいたしました。
新潟には、2011年1月に渡辺珠美バレエ研究所での「角兵衛獅子」「トリプティーク」に出演した時以来の2度目のお伺いでしたが、その時は寒い時期だったので、猛暑の新潟は新鮮でした。
枝豆と笹団子が美味しかったです!
長野公演では、私が指導している生徒たちがオーディションに合格し、子役として出演いたしました。
バレエ団の全幕公演に出演するという経験は、出演した生徒たちだけでなく、ご父兄や他の生徒さんにとっても本当に刺激的であり今後のモチベーションに繋がると思います!
私も共演できたことが嬉しく、袖で見守っている間はこちらも期待と緊張でいっぱいでした。
この機会を経ての更なる成長が楽しみです。
長野出身の塚田渉さんから、おやきの差し入れをいただきました。
3年前に亡くなった祖母の出身である、石川県金沢市。
初めて訪れましたが、祖母の持ち物のテイストや作ってくれていたお料理やいただくお菓子、全てに馴染みがあり、なんだか懐かしく感じました。
歴史と伝統で色づく街、そして最新の個性的な作品も溢れる、「アートのまち」金沢。
皆さまの普段の暮らしの中にアートが身近にあることが素敵でした。
そんな金沢出身の祖母が、私のバレエを楽しみに応援してくれていた理由が分かった気がします。
金沢で食べたのどぐろの塩焼きは衝撃的な美味しさでした!
公演翌日は、朝早く起きて観光しました♪
兼六園
21世紀美術館
HIMITO
ひがし茶屋街
金箔ソフト♪
青森県弘前市は、リンゴとねぶたと紅葉(そしてドンキ!)で、赤い印象でした。
弘前市民会館のすぐ側に弘前城があり、合間にお散歩しました。
桜の名所とのことですが、この時期は紅葉による美しい景色を楽しむことができました。
それぞれの地域の空気を味わいながらの公演は、東京での公演とはまた違った刺激があり、充実したアートキャラバン事業となりました。
どの公演でもお客様からのエネルギーと拍手が温かく、会場全体で「ドン・キホーテ」の世界を作り上げられていた気がします。
ご来場いただき、誠にありがとうございました!
次回の牧阿佐美バレヱ団公演は12/2(土)・3(日)に東京文化会館で上演いたします「眠れる森の美女」です。
豪華なゲストの方々と共に贈る、牧阿佐美バレヱ団の世界に誇る美しい舞台美術と、テリー・ウエストモーランド版の眠りの時代背景に基づく計算し尽くされた構成の振付の、このクラシックバレエ最高峰の作品。
どうぞお楽しみに!